みどりヶ丘イキイキグループ、移動サービスにチャレンジ中



浅口市鴨方町で、住民主体の移動サービスにチャレンジしている「みどりヶ丘イキイキグループ」の皆さん。

みどりケ丘は、坂の上にある団地です。人口は1400人ほど。
週2日走る市営バス「浅口ふれあい号」以外、駅やバス停はありません。
高度経済成長期にお隣の倉敷市に水島工業地帯ができたのをきっかけに、団地ができ、働き盛りの方が多く引っ越して来られました。
今、急速な高齢化を迎えており(高齢化率44.5%、平成28年10月現在)、買い物や通院などの移動手段の確保が課題に。
こうした背景が、移動サービスへのチャレンジに繋がっています。

ただ、高齢化で移動手段に困っているから、移動サービスをやろう!と、すぐになったわけではありません。

住む人たちの想いや、一つの悩みに対する解決方法はさまざま。
皆さんはまず、みどりケ丘町内会と一緒に、中学生以上の全住民を対象としたアンケートを実施しました。
その結果、『近くの買い物場所』や『買い物、通院の移動手段』について重要であるが満足していない、という結果が多く出ました。
アンケートについて

アンケートに基づき、地域の課題を把握し、
地区住民が使いやすい移動手段をと、住民主体の移動サービスの実現に向けて歩んでいます。

浅口市の市民提案型協働事業「あさくち未来デッサン」に採択されており、
平成28年度は移動手段の制度や他地域の事例、事業を行うことに必要なことについて勉強を進めてきました。






事務所は、「カラオケ喫茶 スター」跡地。
空き店舗をお借りし、これから整備を進めていこうとしています。

平成29年度、現在は、実際の利用者の方のニーズや運行に必要な経費の算出など、具体的な運行計画の策定を目指して、8月22日から9月19日、約1カ月のテスト運行を実施しました。

車はリース、その名も「みどりん号」!
緑色の髪の毛がかわいい、眼鏡をかけた女の子は、みどりんちゃんです。





テスト運行は、利用者の方にはお試し会員という形で40名ほど登録がありました。
運転者講習をしっかり受けた運転手さんと、補助スタッフさんが同行し実施となりました。

移動に困られている方が繰り返し利用してくださったり、「車内でのお話が楽しい」という声があったそうです。

第二回目のテスト運行を、冬に予定しています。

一般社団法人moko'aはこういった、浅口市内の地域活動のお手伝いを行っています。
お困りのことがあられましたら、ぜひご相談ください。

一般社団法人moko'a

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